こんにちは古代魚ナビです。今回は美しい模様が特徴のトリピカルジャイアント・ガーについて記載して行きたいと思います。
トリピカルジャイアントガーとは
(画像引用元:https://lepisosteidae.net/)
トロピカルジャイアントガーは以前はかなり高価なガーパイクの一つでしたが近年は海外で養殖(ブリード)された個体がコンスタントに輸入されており価格は落ち着いていました。体系が魅力的で模様も美しく愛好家の間ではアロワナなどと混泳させて飼育している人が多いです。
人気の高いガーパイクだったので多くの熱帯魚ショップで販売され、かなりの量が流通していましたが、2018年4月に特定外来生物に指定されたため、輸入や販売が原則禁止となり、通常の熱帯魚ショップでは取り扱われなくなってしまいました。
外来生物法の特定外来生物
- 飼育、栽培、保管及び運搬することが原則禁止
- 輸入することが原則禁止
- 野外へ放つ、植える及びまくことが原則禁止
- 飼養等する許可を持っていない者に対して譲渡し、引渡しなどをすることが禁止(販売することも禁止)
- 特定外来生物ごとにあらかじめ定められた「特定飼養等施設」内のみでしか飼養等できません
- 詳細は環境省自然局のホームページを参照
トロピカルジャイアントガーの詳細
- 学名:atractosteus tropicus
- 全長:90-100cm
- 生息地:メキシコ グアテマラ
- 性格:温和
- 混泳:同大の大型魚なら可能
- おすすめ水槽:150cm以上
トロピカルジャイアントガーまとめ
トロピカルジャイアントガーを含めた全てのガーパイクが特定外来生物に指定されてしまったので飼育するためには特定の飼育基準を満たした設備に加え、申請を行い許可されている事が必要です。
今後は輸入や販売がされないことから市場は縮小する事が予想されるのでガーパイクを飼育している方は餌や設備を可能な限り確保しておいた方がいいでしょう。今回の記事が古代魚飼育の参考になりましたら幸いです。