こんにちは古代魚ナビです。今回はナイフフィッシュの一種であるスポッテッド・ナイフフィッシュの特徴や価格、飼育方法について記載していきたいと思います。
スポッテッド・ナイフフィッシュとは
(画像引用元:https://meethepet.com/)
スポテッドナイフフィッシュは体側に入る目玉模様(スポット)が特徴のナイフフィッシュです。ロイヤルナイフフィッシュと同様に略して呼ばれることが多くスポットナイフやスポテッドナイフと呼んでいる熱帯魚ショップもあります。
幼魚のうちは特徴的な目玉模様は無く、ストライプ模様をしていますが成長するに従って目玉模様が入ってきます。夜行性で夕方、朝方に活発に泳ぎ回り、昼間は流木の陰などに身を隠します。
若干気が強く、気性が荒い側面がありますが、大型の低層系(ポリプテルスなど)との混泳相性は悪くないです。インド、タイの広範囲に分布し、現地では重要なタンパク源として食用魚とされています。
スポッテッド・ナイフフィッシュの飼育方法
- 学名:Chitala ornata
- 全長:70-90cm
- 生息地:東南アジア
- おすすめ水槽:120cm以上
- 水温:25~30℃
- 水質:弱酸性~中性
- 餌:人工飼料、生餌
水槽について
スポッテッドナイフはロイヤルナイフよりも若干大きく、水槽飼育環境でも最大で全長70cm程度まで成長するため、最終的には120cm以上の水槽があった方が安心です。
夜行性のため日中はレイアウトやシェルターに身を潜めますが、消灯した途端に生餌に貪欲に襲いかかります。
基本的に餌を与えれば与えるほど大きく育つので、90cm程度の小さな水槽で飼育する場合は個体が30cm程度になった段階から餌の量を減らしていきます。餌の量を上手く調整できれば40〜50cm程度で成長が止まることもあるようです。
餌について
スポットナイフやロイヤルナイフの口は小さく思えるが目の下の奥深くまで裂けており、意外と大きなものまで飲み込むことができます。
他の古代魚と同様に自然界では小魚や水生昆虫、貝類を食べている為、生き餌を好んで食べます。人工飼料も食べますが食いつきは悪いので電気を消してからあげるなど、夜行性の性質を活用すると食べてくれることが多いです。
混泳について
肉食性の古代魚は安全性を重視するなら全て単独飼育の方が良いでしょう!どうしても混泳をさせたいならばポリプテルスなどの低層で生活する古代魚がおすすめです。
スポテドナイフフィッシュの価格相場
種類 | 価格 |
---|---|
通常 | 〜2,000円 |
アルビノ | 〜4,000円 |
スポテッドナイフフィッシュは通常のもの以外にアルビノも売られています。価格はサイズによって異なりますが、20cm以下の幼魚ならば2000円以下で手に入れる事ができます。
アルビノについても価格はそれほど高くなく、以前、1000円程度で売られたこともありますので、購入の難易度は高くありません。今回の記事がナイフフィッシュ飼育や古代魚購入の参考になりましたら幸いです。