こんにちは古代魚ナビです。今回はポリプテルス パルマス ビュティコファリー(ブティコフェリー polypterus palmas buettikoferi)について書いていきたいと思います。
ポリプテルス ビュティコファリーとは
(画像引用元:まっかちん)
ポリプテルス ビュティコファリーはイエローもしくはブラウンをベースとした、暗褐色の模様が入るボディをしています。
ポリプテルスレトロピンニス同様、何度か名称が変更され昔は「ポリプテルス・ローウェイ」の名で親しまれてきました。
背鰭の数は7〜10本(多くは8本)で最大全長は小さく35cm程度です。ワイルド個体の生息地域はセネガルのカーサモンス川からリベリア西部のトンとポール川流域です。
ポリプテルスビュティコファリーの詳細
- 学名:polypterus palmas buettikoferi
- 全長:25-35cm
- 生息地:リベリア〜カメルーン
- 背鰭棘数:7〜10本
- 体周鱗数:33〜38
- 両顎長:上顎がやや突出
- おすすめ水槽:90cm〜120cm
- 市場価格:2000〜15000円前後
ポリプテルスビュティコファリーの価格相場
サイズ | 価格 |
---|---|
15cm〜20cm以下 | 4,000円〜10,000円程度 |
25cm〜35cm以下 | 8,000円〜15,000円程度 |
大型個体の流通量は少ないことから比較的高値で取引されており、状態の良い30cm越えは1万円を超えることもあります(価格調査:2019年)。
15cm以下の個体については数千円で購入できるため、導入しやすい魚ですが、生息地域によって体色のバリエーションがあり、全身が綺麗な緑や黄色、紫色で染まっているタイプは高値で取引される傾向があります。
ポリプテルスビュティコファリーまとめ
成魚の全長が35cm程度なので60cmでの水槽でもギリギリ飼育可能ですが、40cm程度になる個体も確認されているので90cm〜の水槽で育てたほうが安心ですし、魚へのストレスも少なくて済みます。
また、成長はあまり早くないので、エンドリケリーやオルナティなどの大型になる下顎突出型とのサイズ差が出てきたら別々で育てたほうが良いでしょう。今回の記事がポリプテルス飼育や購入の参考になりましたら幸いです。