一括査定

こんにちは空き家の売却相談ナビです。今回は「不動産の一括査定サイトってどんなメリットがあるの?」「普通に近所の不動産会社に売却の依頼をしちゃダメなの?」といった疑問にお応えするために一括査定サイトのメリット・デメリットについて記載していきたいと思います。

結論から述べると不動産売買に長けている一部の不動産投資家などを除くと、大多数の人で一括査定サイトを利用した方がより良い売却活動を行う事ができます。

一括査定の流れ

不動産査定の流れ

一括査定から不動産の売り出しまでの流れは上記のようになります。一括査定会社と不動産会社は別の会社で実際に簡易査定や媒介契約、家の販売を行うのは不動産会社となっています。

「それならば最初から不動産会社へ依頼すればいいんじゃない?」と思うかもしれません。しかし、窓口になる一括査定会社と実際に販売を行う不動産会社が異なることで下記のようなメリットがあります。

一括査定サイトのメリット

一括査定サイトのメリットとしては複数の不動産会社に見積もりをお願いする事で大体の相場が判り適正価格や高く売ることが出来る点、一括査定会社が不動産会社を審査しているため悪質な不動産会社に依頼してしまうリスクを軽減できる点があります。

さらに、営業熱心な担当者に当たってしまった場合は断りにくいケースもあると思います。そのような場合でも一括査定会社が不動産会社へ代行連絡し断りの連絡をしてくれます。

知人の不動産会社や友人からの紹介の場合は相性が合わない不動産会社(営業担当者)だとしてもなかなか断りにくいですが一括査定会社を間に入れることでお断りもスムーズに進めることができます。

メリットまとめ
  • 相場がわかり適正価格で不動産を売る事ができる
  • ハズレの不動産会社に依頼してしまうリスクを減らせる
  • 万が一ハズレだった場合でも査定会社が不動産会社へ断りの連絡をしてくれる
スタッフ

管理人の事務所スタッフの体験談

私の友人の話ですが初めは知り合いから紹介された不動産会社と専任媒介契約を結び売却を頼んだのですが、おじいさんと言うこともあり半年経っても空き家になっている自宅を売ることができなかったそうです。

その後、一括査定サイトを使って相性のいい不動産会社と専任専属媒介契約を結び売却活動をしたところ約半年で家を売ることができ、さらに当初のおじいさんの不動産会社に比べ最終的に約300万円も高く売却できたそうです。

おじいさんが悪いわけではありませんが、売る家に適した優良不動産会社を使うこと重要なんだと感じました。

一括査定会社のデメリット

一括査定会社のデメリットとしては手続きの流れを見ればわかる通り、一括査定の申し込みをするというステップを踏む必要があり、ほんの少しの手間ですが直接不動産会社へ依頼するのに比べて手間がかかる点です。

また、最近は無くなりましたが昔は一括査定を申し込んだ後、沢山の不動産会社から電話連絡などが来てかなり迷惑でした。

ただ、最近はそういったことはありませんし、メール連絡を希望すればメールで連絡をくれることが一般的です。

管理人

管理人の体験談

管理人の経験ですが以前、遠方(埼玉県と千葉県)に持っていた収益物件を一括査定で査定してもらい売却した時は埼玉県の物件で1社、千葉県の物件で2社からしか連絡がありませんでした。

収益物件だったからかもしれませんが、最近では売る物件に適した不動産会社を一括査定会社が選んでくれますので複数の不動産会社から連絡が来ることは少ないです。

一括査定会社まとめ

メリット・デメリットまとめ
  • 沢山の不動産会社から電話連絡が来て迷惑(一括査定会社によって違います)
  • ほんの少しですが直接不動産会社へ依頼するのに比べて手間がかかる
  • 悪質な不動産会社に依頼してしまうリスクを大幅に軽減する事が出来る
  • 一軒一軒不動産会社への問い合わせをしないでも済むので手間が省ける
  • 複数の不動産会社から査定価格を教えてもらえる為、客観的な相場が判る
  • 一括査定会社が不動産会社へ代行連絡し断りの連絡をしてくれるので安心

メリット・デメリットをまとめると上記のようになります。沢山の不動産会社からの迷惑な電話連絡については遠方の不動産を売るのに使いましたし、友人などにも勧めましたが、オススメしている一括査定会社ではこれまでに経験したことがありません。

近所の知り合いに優秀な不動産会社を経営している人がいればその人に頼めばいいと思います。しかし、優秀かどうか判断できない場合や優秀でなさそうな場合は一括査定会社を使って査定会社が厳選した不動産会社へ売却を依頼した方が「上手く」「高く」家を売る事ができます。