福島県で空き家の売却や買取に強い不動産会社を探す

今回は「福島県にある空き家を売りたいんだけど、どの不動産会社に依頼すれば良いかなぁ？」といった疑問にお答えするため、不動産売買の専門家である管理人が、あなたに合った良い不動産会社の見つけ方について纏めさせて頂きました！

福島県は約180万の人口に対し、約1300社もの宅建業者が存在しますので、あなたに合った不動産会社が必ず見つかります。

福島県のオススメ不動産会社一覧

福島県にある空き家や住宅の売却を検討しているなら、弁護士や税理士、司法書士ではなく不動産会社に相談すると良いでしょう！

福島県では人口当たりの不動産業者の数が多くなっており、現在でも膨大な会社が存在します。選択肢が多い事は良いことですが、不動産売却や相続手続きに関する知識が乏しい会社も多いので注意が必要です。

下記は不動産売買の専門家である管理人が様々なルートで調べた「空き家買取」や「空き家売却」に強い業者の一覧表です。

福島県の宅建業者一覧

20社ほどピックアップさせて頂きましたが、数が多いですし、相性があるので、どの会社があなたに合った会社かは判りません。

そのため、自分に合った売却や買取に強い優良業者をピンポイントで見つけたいと考えているなら下記のような一括査定サイトを利用される事をオススメします。

私がオススメする一括査定サイト

サイト名	おすすめポイント
LIFULL HOME’S 不動産売却	地域密着会社から大手不動産会社まで選んで無料一括査定
不動産売却のイエイ	人気の厳選1000社から最大6社までを選択し、最短60秒で査定価格を比較
イエウール	提携している不動産会社は1000社以上！使いやすい操作画面で一括査定

福島県のエリア一覧

「福島県の市」
郡山市、須賀川市、田村市、会津若松市、南相馬市、喜多方市、福島市、いわき市、白河市、伊達市、二本松市、本宮市、相馬市

「福島県の町村郡」
耶麻郡磐梯町、大沼郡三島町、西白河郡矢吹町、岩瀬郡天栄村、伊達郡桑折町、河沼郡柳津町、双葉郡広野町、相馬郡新地町、双葉郡楢葉町、東白川郡矢祭町、石川郡古殿町、双葉郡双葉町、東白川郡塙町、伊達郡国見町、東白川郡棚倉町、安達郡大玉村、双葉郡大熊町、西白河郡西郷村、河沼郡湯川村、大沼郡金山町、西白河郡泉崎村、田村郡小野町、東白川郡鮫川村、大沼郡昭和村、耶麻郡猪苗代町、南会津郡南会津町、耶麻郡北塩原村、石川郡平田村、南会津郡檜枝岐村、双葉郡川内村、双葉郡浪江町、伊達郡川俣町、石川郡玉川村、河沼郡会津坂下町、西白河郡中島村、石川郡石川町、南会津郡下郷町、双葉郡葛尾村、南会津郡只見町、耶麻郡西会津町、双葉郡富岡町、石川郡浅川町、岩瀬郡鏡石町、田村郡三春町、相馬郡飯舘村、大沼郡会津美里町

一括査定サイトを利用した後の流れ

一括査定サイトを利用した後の流れは上記のようになっています。仲介(媒介契約)による売却の場合は査定してもらった金額で不動産を売りに出し購入希望者が現れるまで待つ事となります。

業者による買取の場合は査定してもらった後、業者からの提示金額に納得できれば不動産会社と売買契約書を締結し空き家を買い取ってもらいます。

仲介による売却の場合、最終的な成約価格(売買が成立する価格)は売出価格よりも低くなる傾向があり、通常、売出価格の7〜8割程度で成約する事が多いです。

福島県の地価の傾向

(画像引用元：http://www.tochidai.info/)

上記は福島県の土地価格の推移を示したグラフとなっています。栃木県や山梨県、長野県などと異なり、2014年から2019年にかけて公示価格や基準地価が若干ですが上昇しています。

地価が最も高いのは郡山市で平均坪単価は20万円を超えています。続いて地価が高いのは福島市となっており平均坪単価は18万円です。

傾向としては地価が高い郡山市、福島市、いわき市などで地価の上昇が見られる一方、地価の安い古殿町、南会津町、矢祭町などでは地価の下落が続いています。

福島県の空き家の売却相場

福島県の空き家についても他の都道府県と同様に不動産価値(土地の価値+建物の価値+リフォームの価値)は「土地の価値」か「土地の価値−解体費」となる事が一般的です。

そのため、売ろうと考えている土地の概算価値さえ把握していれば相場からかけ離れた安値で空き家を売ってしまうリスクを下げる事ができます。

福島県の土地相場の調べ方

(引用元：https://www.chikamap.jp/chikamap/Portal)

上記は福島県福島市旭町の相続税路線価です。路線価図の見方や土地値の求め方については「相続税路線価から土地値を求める方法」で詳しく解説していますが、画像の数字は1,000円単位となっている事だけ把握していただければ問題ありません。

具体的には52Fとなっている路線に面した土地の相続税路線価は52,000円/㎡となっており、土地150㎡の概算市場価値(公示価格相当額)を求める場合、下記のように計算を行います。

このように求めた土地の価値に「建物の価値」や「リフォームの価値」を加えれば概算の不動産価値を求めることができます。

築年数と建物の価値の関係については「建物の売出価格を決める評価・査定方法」「木造平屋一戸建て住宅の築年数と売却相場」「軽量鉄骨造2階建て住宅の築年数と売却相場の関係」などで詳しく解説していますが、空き家の場合、通常は築年数がかなり経過しているため解体費用分のマイナスとなることが一般的です。

また、リフォームについては定期的にリフォームをしていた場合、プラス価値として加算される傾向がありますが、部分的な壁紙の張り替えや畳の表替え等だと価値として加算される事は殆どありません(参考記事「定期的にリフォームしていた不動産の売却相場」)。

仮に、売却予定の建物が過去に大規模なリフォームしておらず、築45年の建物の場合、具体的な不動産価値の計算式は下記のようになります。

福島県の空き家売却まとめ

いかがだったでしょうか？福島県では上記画像のように殆どの地域で人口が減少しています。そのため、一部の地域を除くと今後も不動産を売りにくい状況が続く可能性が高いです。

このような、不動産を売却しにくい地域では親身になって相談に乗ってくれる優良業者に売却を依頼することが重要です。今回の記事が福島県での不動産売却手続きの参考になりましたら幸いです。