行政書士講座比較ナビです。今回はフォーサイトの通信講座で行政書士試験に合格した現役女性行政書士のM先生にインタビュー(対談)しました。M先生は2014年に行政書士戦に合格後、2015年に開業しました。
この記事の登場人物
M先生
もともとサラリーマンだったが激務により体調を崩し休業。休業期間中に行政書士を知り、行政書士になることを決意。2013年度は試験対策不足で不合格だったが2014年に合格、現在は許認可を含め幅広く業務を手がけています。
サイト管理人(行政太郎)
もともと会社経営者(1人会社)、ビジネスの多角化を考えて行政書士を取ろうと決意、行政書士試験に240点弱で一発合格し、現在は現役の行政書士をしています。得意業務は入管(ビザ)業務と相続遺言業務、夏はスーツをきないので行政書士バッチはYシャツの襟につけています。
Y先生のプロフィール
現在の主要業務 | 許認可業(建設業)・内容証明郵便など |
---|---|
最終学歴 | 美容専門学校 |
受験期間中の属性 | 休養中 |
得意科目 | 民法 |
最終合格点 | 忘れちゃいました |
試験合格 | 平成26年度 |
行政書士開業 | 平成27年 |
M先生は行政書士になる前、子育てをしながら激務(サラリーマン)をこなしていたため、体調を崩して休養していました。1年目の試験勉強を開始したのは5月頃からで、比較的時間があったとはいえ、休養期間中で体調も悪くなかなか勉強は捗らなかったようです。
行政書士試験の受験履歴
M先生はフォーサイト一本で合格したとのことですが受験履歴などを教えてください。
1年目は5月ごろからフォーサイトの通信講座で勉強を行いました。1回目の試験は残念ながら不合格でした。2回目の試験では試験直後は不合格だと思っていたのですが開けてびっくり合格でした(^^)何点で合格したかは忘れちゃったのですが合格できてよかったです。
予備校 | 合否 | |
---|---|---|
1回目 | フォーサイト | 不合格(176点) |
2回目 | フォーサイト | 合格 |
1年目の反省を生かし勉強2年目は1年目の失敗を踏まえてダメだった点を書き出して勉強しました。暗記の時間が圧倒的に足りなかったので車の中でフォーサイトのCD講義を聞くなど隙間時間を工夫して暗記の時間を作りました。また、耳栓をして勉強していたのですが本試験では耳栓を使用することはできません。うるさい環境でも集中できるようにするためファミレスなどを使い、うるさい環境でも集中して問題を解く練習をしました。
なぜフォーサイトを選んだのか?
様々な資格予備校から行政書士講座が提供されていますが、なぜフォーサイトの通信講座を選んだのでしょうか?
休養期間中のため体調が悪く、通学講座ははじめから除外していました。法律を学んだことがなかったので可能な限りわかりやすいテキストが良いと思い、あちこちから資料請求したところ、フォーサイトのテキストが一番わかりやすかったのでフォーサイトを利用しました。料金も安かったのでよかったです。
フォーサイトで利用した講座1年目は初学者ということもありDVDコースを受講しました。2年目は内容がある程度分かっていたのと運転中など隙間時間を利用して勉強したかったのでCDコースを受講し勉強しました。2年目から使ったのですが個人的にはスケジュール帳や卓上カレンダーが使いやすくてよかったです。
フォーサイトは記述対策で文章を簡略化するカリキュラムがあって凄くよかったです。40文字の中にどのように文章を要点よく収めるかということを学べたので記述問題は得意になりました(^^)
試験対策と反省点
行政書士試験の勉強を2年間行った経験を通して大変だったことや反省点がありましたら教えてください。
1年目は休養期間中だったので本当に体力がなく専門用語が全く頭に入らなくて大変でした。反省点としては1年目に「もう少し早く勉強しておけばよかった」かなって思っています。
メールはチェックこれも2年目から行ったことですがフォーサイトでは「そろそろ民法の復習を始めましょう」と言った形でメール等で連絡をくれます。復習のタイミングや勉強方法について独り善がりになってしまうと中々合格できないので、私の場合は受験予備校の試験データに基づいた勉強方法に素直に従いました。
今受験するのならばどのような勉強法を採用する?
最後に、今受験をするのならばどのような勉強方法を採用しますか?これから受験する人向けに何かアドバイスはありますか?
行政書士になった後に受験した宅建士の試験でもフォーサイトで1回で合格しているので、私の場合は今受験する場合でもフォーサイトを使うと思います。
M先生から一言私の場合はフォーサイトでしたが他の通学講座や通信講座でも受験予備校のカリキュラムを信じて勉強するのが合格への一番の近道だと思います。講義で「ここは今年出ないから勉強しないで良い」「ここは今年狙われる可能性があるから勉強したほうが良い」など教えてくれるので、出ないといったところは勉強しないなどメリハリをつけて学習すると短期合格できると思います。
合格に使ったM先生の問題集
画像はM先生が使用したフォーサイト問題集の解説部分です。管理人の勉強方法と同様に何度も同じ問題を解いていることがわかります。管理人の場合も過去問を「いつ解いたか」「合っていたか(○×△)」メモしましたが、メモすることで「その問題を解くことができる実力が本当についているのか?」「時間的な間隔をあけて問題演習をしっかり行えているのか?」が分かります。
そのため、どのような予備校の過去問題集を使ったとしても「いつ解いたか」と「合っていたか」はメモしたほうが良いでしょう!Time(解いた時間)については管理人の場合、面倒なのでメモしませんでした(そもそも一問一問測りませんでした)がM先生は回答時間を一問一問メモしています。
試験問題を解く時間行政書士試験は60問を180分で解く必要があるため1問あたり平均3分で解く必要があります。見直しや記述などを考えると5肢択一式は平均2分以内で解けるようにしたほうが良いです。画像は行政法の問題なので1問あたりの時間がかからない科目ですがM先生の問題集を見ると1問2分以内で解いているのが分かります。
管理人まとめ
M先生は1年目も2年目もフォーサイトの予想本試験問題を解いただけで他校の模試は全く受けなかったそうです。管理人は端から様々な予備校の模試を受けて合格したのに対し、M先生はフォーサイト一本で合格しました。同じ合格者ですが模試の受け方には大きな違いがありました。
ただ、勉強方法は似ており「過去問を何度も繰り返し解く」「耳を使って隙間時間に効率的に勉強する」「動画講義、CD講義などを何度も繰り返し見る」「過去問の解説でテキストに載っていない所をテキストに書き込んで自分のオリジナルテキストを1冊作る」など共通点が多くありました。今回の記事が行政書士試験の参考になりましたら幸いです。
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