商法・会社法

こんにちは行政書士講座比較ナビです。今回は「私が一発合格した行政書士試験勉強方法」や「商法・会社法科目の概要」について記載していきたいと思います。行政書士試験では出題傾向が変わった平成18年以降、5肢択一式問題5問が商法・会社法科目から出題されています。配点は合計20点となっており行政書士試験全体からすると割合は約6.7%程度と低くなっており、商法・会社法科目の重要度は高くありません。

商法・会社法攻略法

商法・会社法は出題範囲が広く難易度も比較的高い問題が多いので憲法などと異なりすべての問題に正解することは困難です。時間対効果が低い科目となっており、人によっては捨て科目で全く勉強せず本試験に望む人もいますが確実な一発合格を狙うのならばしっかり勉強する必要があります。

会社法の勉強法会社法では出題の中心である株式会社に関して、設立から機関について重要な制度を勉強するようにしましょう。暗記系(知識系)科目のため勉強量に比例する形で点が取りやすくなります。

商法の勉強法商法では商人や商行為の概念を出発点として、民法との違いに着目し、要点を抑えると良いでしょう。民法の特別法ということもありますが民法科目と同様、図式化が必要な問題が出題されることが多いです。難問や奇問は捨てて基礎問題を解けるようにしておきましょう。

適当にマークしたとしても正解率は1/5(20%)ですが、一発合格を狙うのならば3/5(60%)を目指し得点を取れるように勉強したほうがいいです。他の科目同様にインプットよりもアウトプットを重視し、数多くの問題を解くようにしましょう。

合格のための勉強時間と勉強法

勉強時間の目安としてはインプット(テキスト読み込み+予備校講義受講)に30時間アウトプット(問題演習)に60時間の合計90時間が他の受験生と戦い、合格を勝ち取るための最低勉強時間の目安です。

私の場合は、以前、中小企業診断士の試験で商法や会社法を勉強していましたし、実務でも会社経営をしていたのでそれなりに知識がありましたが150時間程度の時間を費やし勉強をしました。行政書士実務と学問の会社法は少し内容が異なりますが、実務に直結していないわけでは無いので勉強して損はありません。

行政法の記事で書いたように問題集を上手に使えば60%は本試験でも正解することができます。今回の記事が行政書士試験の参考になりましたら幸いです。

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