行政法

こんにちは行政書士講座比較ナビです。今回は「私が一発合格した行政書士試験勉強方法」や「行政法科目の概要」について記載していきたいと思います。行政書士試験では出題傾向が変わった平成18年以降、5肢択一式問題19問、多肢選択式2問、記述式問題1問の合計22問が行政法の科目から出題されます。

合計得点112点となっており配点割合は約37%と高いため行政法の出来によって合否が変わるといっても過言ではありません。ただ、民法と異なり難問や奇問は殆ど無く、基本的な条文と判例が問われることが多いので点数を稼ぎやすい科目となっています。

行政法科目の概要

行政法は体系的に理解し、用語を正確に押さえ、基本的な条文・判例を理解することで得点源にすることができます。模試の結果が安定しない方は行政法を伸ばすことで模試の結果が安定します。

知識系の問題が多く、民法のようにその場で事例を理解・図式化し処理する必要がないので単純に勉強量と得点が比例する科目です。

得点の取りやすい科目個人的には最も得点が取りやすい科目が行政法でした。行政書士試験のメイン科目ですし、実務でも建設業許可風俗営業などの許認可業を取り扱う場合、行政法は必須の知識となっております。

一発合格のための行政法攻略法

行政法

行政法は「行政法の一般的法理論」「行政手続法」「行政不服審査法」「行政事件訴訟法」「国家賠償法」「地方地自法」などの小科目から構成されています。

合格のために重要だと感じているのは行政事件訴訟法で、行政事件訴訟法は記述式でも過去に何度も取り上げられており行政法の中でもウエイトが高くなっています。

勉強方法や本試験の問題の形式は民法よりも憲法に近く、点を取りやすい科目なので80%程度の正解率を目指し勉強すると良いでしょう。

本試験の問題を解く順番私の場合、行政法は得意科目だったこともあり、模試や本試験では行政法から解きました。解いていくうちに頭がノッテ来る(回転が上がる)タイプや追い込まれると力を発揮できないタイプ(行政法は知識があれば比較的スラスラ解けるので心に余裕が生まれます)の人は行政法から解く方法を試してみると模試の結果が安定するかもしれません。

合格のための勉強時間と勉強方法

勉強時間の目安としてはインプット(テキスト読み込み+予備校講義受講)に80時間アウトプット(問題演習)に100時間の合計180時間が他の受験生と戦い、合格を勝ち取るための最低勉強時間の目安です。

私の場合、行政法は民法と同様に200時間以上の時間をかけて勉強をしました。勉強方法は憲法と同様、条文と判例をインプットしその後問題演習をひたすら行うという形で何回も問題を解きます。

問題集の使い方行政書士試験のどの科目でも共通ですが問題集は間違える問題がなくなるまで何回も繰り返し解くことが重要です。注意点としては「選択肢全てを理解できた問題はチェックマークを付けて繰り返し解かないこと(時間が勿体無い)」「問題が合っていたとしても選択肢の中でわからないものがある場合は選択肢にチェックマークなどを付け何度か○×判定を行い、完全に理解するまで解くこと」です。私以外の合格者も同じような勉強方法を行い、何度も問題集や模試問題を解くことで合格を勝ち取っています。

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