こんにちは行政書士講座比較ナビです。今回は「副業を始めたいんだけど、どんな資格がおすすめかな?」「行政書士をとって副業ってできるかな?副業するならどの業務を行えばいいんだろう?」「ストレスなく副収入を得る方法は無いかな?」とお考えの方に向けて行政書士と副業にオススメな業務について書いていきたいと思います。
行政書士で副業?
行政書士は本気で取り組んでも、それなりに収益を上げる事ができる資格ですが、副業で行っても美味しい資格です。行政書士を持っていない方や行政書士になって間もない方はご存じないかもしれませんが、行政書士業務では他の人が作成した書類を市役所や警察署に持っていくだけでお金をもらえる仕事が存在します。
私も月に何件か行っており、今後、ホームページを強化し積極的に受注して行く予定です。時給1000円程度のアルバイトで副業を考えているのならば行政書士で副業する事をオススメします。
原付バイク登録の業務
原付バイク登録は陸運局ではなく管轄の市役所で行います。この業務は他県のディーラーから電話でお問い合わせが入る事が多く、全くネット集客をしていなかったとしても、1年に1〜2件の問い合わせがあります。
必要書類は下記のようになっており、実務としては行政書士はディーラーが作成した書類や添付書類一式を持って行き「届出者」の欄に住所などが記載されたハンコを押してナンバープレートを受け取るだけです。
原付登録に必要な書類(1)新車の場合
- 販売証明書(標識交付申請書に販売者の記名押印があれば不要)
- 所有者の印鑑
- 運転免許証の写し等(住所及び生年月日が分かるもの)
(2)中古車の場合
- 譲渡証明書(標識交付申請書に旧所有者の記名押印があれば不要)
- 廃車証明書(旧所有者が廃車手続をしたときにもらえるもの)
- 新所有者の印鑑(認印)
- 運転免許証の写し等(住所及び生年月日が分かるもの)
この業務の報酬は1件2000円〜3000円程度と安いですが市役所が近い場合は効率がいいです。また、ネット集客ができれば件数をこなす事ができ、1ヶ月に10件程度ならば地方でも受注可能です。
管理人の場合は市役所が歩いて2分くらいのところにあるので1件にかかる業務時間は15分程度となっています。まとめて申請を行えばさらに効率が上がるため、時給換算1万円を超える事も可能です(収入の上限は2〜3万円程度/月)。
このように楽で稼げる仕事ですが、市役所が近くない人はオススメできません。「市役所に近くないけど、陸運局はすぐ近く!」なんて方は県外のディーラー相手に自動車登録をすれば結構いい時給になります。
車庫証明の業務
車庫証明(自動車保管場所証明)も副業にオススメな仕事です。ポイントとしては徒歩5分圏内の警察署の管轄業務だけ受けるようにすることです。また、書類については全て自動車ディーラーに作成してもらい、こちらは申請と書類受け取りのみに徹するべきです。
徒歩圏内の警察署のみ対応し、件数をこなすことができれば時給1万円以上は狙えます。警察署には最低2回いく必要があるので遠方だと時給が低くなってしまうので遠方はやらない方がいいでしょう。
単価は1件5000円〜10000円程度、ホームページで積極的に集客すれば地方でも10件程度の受注は狙えます(収入の上限は5万円程度/月)。
行政書士の副業は今回紹介した業務以外のものも基本的に役所にアナログで書類を届ける必要があります。そのため、本職が「時間と場所が拘束されたサラリーマン」の場合、副業は難しいでしょう。
私の知り合いで主婦をしながら行政書士をしている人がいますが主婦などで時間が取れる場合はオススメです。また、サラリーマンでも役職が上に行けば行くほど、自由裁量の時間が増える傾向があります。そのため、役職が高く、自由な時間が多い方にも副業行政書士はオススメできます。
行政書士で副業まとめ
いかがだったでしょうか?上記のような仕事は時給が良かったとしても仕事の市場規模が小さいので相続業務や建設業許可業務のように大きな月収は期待できません。
しかし、短時間の労働でストレスなく、収入を得ることができるので副業には最適です。行政書士は士業の中でトップクラスの業務範囲を誇るため、様々な仕事が存在します。
また、行政書士にならないと見えてこない仕事も沢山あり、上記以外にも美味しい仕事が沢山存在します。今回の記事が副業の参考になりましたら幸いです。
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