こんにちは行政書士講座比較ナビです。今回は管理人(平成25年度合格者)や管理人の周りの現役行政書士(平成29年度合格者、平成27年度合格者、平成26年度合格者、平成26年度合格者、平成25年度合格者、平成24年度合格者)の本試験問題(行政法科目)の解き方について解説していきたいと思います。
画像としては私が解いた平成25年度の試験問題を掲載しますがどの合格者も問題の解き方に共通する特徴がありました。
行政書士本試験の行政法の時間配分
行政書士試験では例年、5肢択一式の問題[8問〜26問]、多肢選択式2問[42問と43問]、記述式問題1問[44問]が出題されます。私が実践した行政法科目の時間配分は下記のようになっており、5肢択一問題全40問を70分~75分で解けるように工夫しました。
問題の形式 | 配点 | 解く時間(見直し除く) |
---|---|---|
5肢択一式 | 76点 | 25分以内 |
多肢選択式 | 16点 | 10分以内 |
記述 | 20点 | 7分以内 |
下記の図は模試の正解一覧です。左側にある数字が取り組む時間配分を示しており、行政法の11問から20問を15分以内で解くようにしました(私の場合は行政法の11問[行政手続法]から解き始めました)。解くために必要な時間は135分となっており45分を見直しの時間として時間配分を決め、何度も模試や予想問題を解きました。
行政法問題の解き方(5肢択一式)
行政法の5肢択一式問題は、単純な知識問題が多いので得点を稼ぎやすいです。注意点としては「間違っているもの」「妥当な記述」「正しいもの」などの問題の趣旨で、私の場合は画像のように下線を引き、間違えないように工夫しました。
合格者の時間配分行政法の問題を解く時間は可能ならば1問あたり1分30秒以内を目指したいです。私の周りにいる合格者は少なくとも1分40秒以内で解くように工夫しており、民法や文章理解、記述などで時間がかかるため行政法は時間をかけず得点していく傾向がありました。
行政法問題の解き方(多肢選択式)
多肢選択式は文章量によって時間配分が異なります。上記のような文章量ならば2〜3分で解けるようにしたほうがいいでしょう!得点は取りやすく私の場合は憲法で1問、間違えただけで24点中22点の得点を取ることができました。他の合格者も少なくとも6割以上の得点をとっています。
行政法問題の解き方(記述式)
行政法の記述式問題は民法に比べると短い時間で解くことができるケースがほとんどですが、中には図解が必要な少し難易度が高い記述問題も存在します。本試験問題では画像のように下書き用のマスがありますので下書きをしてから、回答用紙に清書をしました。
記述問題は例年40字という字数制限があることから問題が出やすい場所が限定されています。各種予備校の講座では記述が出やすい箇所をピンポイントで教えてくれるので通信講座や模試などを活用し、記述対策をすれば高得点が狙えます。今回の記事が行政書士試験合格の参考になりましたら幸いです。
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